2026年3月5日木曜日

DMM ではじめる FX、どこよりも詳しい!ビギナー向け解説、 取引チャートの使い方や注意点など…


DMM.com証券の外国為替サービス、DMM FXの詳細です。

DMM製ツールを使い倒した筆者が、特徴や使用感などを詳しく伝授いたします。

合わせてビギナー向けに、FXの基礎・トレードをする上で必要となる考え方も解説していますのでご覧下さい。


株式・NISA・iDeCoなどの投資が注目される昨今、手元に余剰資金があるならば有効活用したいものです。

しかし、奥の深い投資の世界なので、ビギナーが手を出すにはハードルが高いのも事実です。


近年の円安基調もあり、為替変動により利益を得る ”FX” に興味を持つ方も多いかと思います。

FXは売買した際の差額分が利益となるので、仕組み的にはシンプルで分かり易い言えます。

また、少額から始める事ができる所も大きなメリットとなります。

決して簡単ではありませんが、有益な手法を構築する事ができれば ”億トレーダー” に成る事も夢ではありません。

しかし実際に始めるとなれば、FX取引会社は国内・海外と数多くあるので、初心者にとってはどこを選べば良いのか非常に迷う所です。

FX会社ごとに違いのあるスプレットや取引ツール、これによりトレード成績も左右されてくるので口座選びは重要です。

私自身はDMM FXを使い始めて、既に10万回以上取引していますのでDMM FXの特徴を熟知しています。

DMM FXを候補に挙げているならば、是非参考にして下さい。



FXの難しい部分


FXは、為替が上がるか?下がるか?を予想する単純な仕組みの投資となります。

上がると思えば ”買い(ロング)” 注文、下がると思えば ”売り(ショート)” 注文をして、動いた値幅の分だけ利益が出る事になります。

もちろん逆に動けば損益となります。

しかし、シンプルなだけに奥が深く、掴みどころが難しいというのが実情です。


上の図はとある日の米ドル/円 5分足チャートなのですが、ギザギザに上下動しながら動いています。

まるで生き物の様に、下がるのかと思えば上がり上がるのかと思えば下へ行きます。

恐らく、経験がなければ多くの人が翻弄されてしまう事でしょう。

FXで安定して利益を出したいのならば、経験・スキル・優れたツールが必要となります。

経験とスキルは回数をこなさなければ上がらないので、先ずはツールの部分に当たるFX会社選びが重要です。

スプレッドなどは利益と直結しますし、何よりもチャートの使い勝手に差があります。


ビギナーならば、ツールが使いづらいなどのマイナス面はなるべく回避して、スキル向上に集中した方が良いでしょう。

FX取引高、3年連続世界NO.1というDMM FXには、選ばれる理由がある事は間違いありません。

口座を作る事自体は無料ですし、FXをはじめるならば一度はDMMを経験しておくべきだと思います。


DMM FXの特徴


オンライン事業を幅広く展開する DMM.com。

DMM.com証券はそのグループ会社となり、信託保全で守られる安心の国内口座となります。

万が一証券会社が破綻したとしても、預けたお金は法律で全額保護されます。(銀行預金のように金額の上限はありません)

海外口座のように出金の心配もないので、何よりも安心感が高いです。(海外のFX会社は出金に関するトラブルが目立ちます)

したがって今回は国内口座を対象としメリット・デメリットを抜粋しました。


メリット


スプレッド

FX会社を選ぶ際に重要となるスプレッド、この幅は低いに越した事はありません。(FX会社に支払う手数料に当たる部分です)

ビギナーにはおすすめ通貨となる流通量の多い ”米ドル/円” では、各社競い合って低い水準を維持しています。

DMMでも0.2pips(0.2銭)と、業界最安値レベルで設定されています。

仮に140.0円でロング(買う)した場合、0.2銭分のスプレッドが上乗せされるので、為替が140.02円まで上がると利益が±0円になります。

これが海外口座などは、平均で1.0pips前後と広い設定なので、より広い値幅を稼がなければ利を上げる事はできません。

しかし、基本スプレッドが0.2pipsならばどこの会社を選んでも同じかと言えばそういう訳ではなく、そこには原則固定という注釈が入るので注意が必要です。

つまり状況によってスプレッドは変動するという事になります。

どの会社でもチャートの急変動時や閑散時間にはスプレッドが上がるのですが、その上昇幅・頻度はFX会社で大きく違ってきます。

チャートに強めの動きが出るたびにスプレッドが変わってしまっては、トレードもままなりません。

経済指標発表後の大きなボラティリティーが発生している所をスキャルピング的に狙う、いわゆる ”指標トレード” でもスプレッドの安定性は重要となります。

スプレッドが大きく開き過ぎてしまう口座では安定するまで待つ事となり、チャンスを取り逃す形となってしまいます。

従ってスプレッドは基本となる設定値だけではなく、安定感も重要となります。

この安定感に関してDMMは比較的優秀だったのですが、2025年度位からやや広がる傾向になってしまいました。

それでも他社と比べて同等レベルには抑えられている印象で、法外な値になる事はありません。

この辺りは収益に直結する大事な部分なので、ご自身で実際に使い比べて確認するべきポイントとなります。

*スプレッドの変動に関しては ”スプレッド” のページで詳しく解説しています。


取引チャート

取引チャートはレートを常に更新し続けるので、サクサク動いて貰わなくては困ります。

急激な値動きが発生した場合に、動作が重くなる様ではトレード所ではありません。

もちろん高額なハイスペックPCを使えば問題ありませんが、そこまで費用をかけられる方は少ないかと思います。
 
DMMではパソコンを使ってトレードをする場合、”FX STANDARD”・”FX PLUS”と2つのツールがあるのですが、共にストレスなく動いてくれます。

私が使うPCで、他社製のチャートを動かしてみてもDMM製は安定感が高い印象です。(DMMではPCの場合、専用アプリではなくChromeなどのプラウザを使います)

また詳しくは後述しますが、エントリーしたポジションがチャート上に表示されるので、損切り・利確ポイントが一目で確認できます。

この機能は利便性が良く、一度使ってしまうと他社には移れないかもしれません。


ポイントの付与

DMMでは新規取引1回につき最低1ポイントが付与され、後に利用する事ができます。

ロット数は関係なく取引回数でカウントされるので、1回取引すると最低1円貰える事になります。

1,000ポイント以上貯まると利用可能となり、1ポイントを1円として証拠金に加算する事ができます。

状況によっては最大で1回につき4ポイントが付与されます。(月間取引回数と通貨ペアによって変わります)


トレードスタイルにもよるのですが、1回のロット量が少なく取引回数が多いスタイルの場合、このポイント付与の効果は侮れません。

大きな損益を出してしまった場合、さすがにポイントで補填する事は難しいのですが、少しでもキャッシュバックしてもらえれば助かるのは事実です。

私の場合はこれまで10万回以上の取引をしているので、当然ポイント付与も10万円を超えています。

FX会社によってはレトルト食品などが貰える所もありますが、やはり現金での付与が一番ありがたいです。

*ミニ通貨ペア(1Lot=1,000通貨)はポイント付与対象外となります。

デメリット


決して甘くはないトレードの世界、慣れるまではなるべく小額から始めたいものです。

しかしFX会社によって最低取引数に違いがあるので注意して下さい。

取引の際はLOT単位で数量を決めるのですが、1LOTの内容が10,000通貨の場合もあれば1,000通貨のケースもあります。


利益・損益ともに10倍の差が出てしまうので、ビギナーにとっては無視できない所でしょう。

仮に注文した方向とチャートが逆行した場合を考えてみましょう。

為替が10pips(10銭)動いた場合、10,000通貨の場合1LOTで1000円、1,000通貨では100円の損益が出る事になります。

その時の値動きにもよりますが、10pips位は数分・数秒で動いてしまいます。

あっと言う間に1000円(10,000通貨)が消えてしまっては、ビギナーにとってメンタルを保つ事は容易ではないはずです。

その点、100円(1,000通貨)ならば容認できる方も多いでしょう。

安心感が大きく違いますので、値動きを落ち着いて注視できるかと思います。


以前のDMMは最低取引数が10,000通貨だったのでビギナーには厳しい仕様でした。

しかしこのデメリットも現在では解消されています。

2025年1月より、主要4通貨ペア(米ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円)にて ”ミニ通貨ペア” が選択できるようになりました。

これらは通貨ペアの名前で区別されているので、注文パネルで通貨を選ぶ際にしっかりと確認して下さい。

米ドル/円の場合、
USD/JPY(1LOT・10,000通貨・通常通貨ペア)
USM/JPY(1LOT・1,000通貨・ミニ通貨ペア)

一度失ったお金は戻って来ませんので決して無理せずに、1,000通貨から徐々に2千・3千と増やしていくのが得策でしょう。


取引ツール


トレードを行う取引ツールには、スマートフォン用とパソコン用が準備されています。

*これらは同時使用は出来ず、どちらか一方のみのログインに限られます。

例えばパソコンでトレード中にスマホアプリを立ち上げると、パソコン側は自動的にログアウトされます。

常にどちらか一方での使用となるので、両方で同時注文するなど整合性に関する不具合は起きないように出来ています。


スマートフォン


現在ではほとんどのFX取引会社がスマホ用のトレーディングアプリを取り入れています。

スマホを使えば場所を選ばずに取引が可能となりますので、それだけFXトレードが身近になったとも言えます。

もちろんDMMでもiPhone・Android用のアプリが準備されています。
*ストアへのリンクは下記からどうぞ

Google Play で手に入れよう

Download on the App Store

他社製のアプリでもそうなのですが、基本的にスマホでのトレードは高度なチャート分析には向いておらず、簡易的なものと考えて下さい。

安定した利益を上げるにはテクニカル分析などの手法が必要となり、やはりパソコンでのトレードが必須と言えます。


パソコン


パソコンでのトレードには以下の2種類のソフトが準備されています。

DMM FX STANDARD

トレードに必要な機能が一つにまとめられている使い勝手の良いツールです。

基本的には難しい設定を必要としないビギナー向けのツールとなり、チャートは一つしか表示できません。

複数の時間足を表示させる場合には、別ウィンドウでの起動となるプレミアムチャートを使用する事になります。


DMM FX PLUS

多彩なカスタムが可能な高機能ツール。

使いこなせば圧倒的に使いやすく、高度なチャート分析も可能となります。

DMMでトレーするならば、このツールを使わない手はありません。

この ”DMM FX PLUS” に関しては、詳しい使い方を後述していますのでこちらをご覧ください。

いずれもChrome・Firefoxといったブラウザを使用するので、専用ソフトをインストールする必要ありません。



注文方法



注文方法にはいくつか種類があるのですが、ここではそれらについて解説をしていきます。

変更するには上部にある ”注文タイプ” のタブをクリックしてドロップダウンリストから選択をします。

以下の説明では、キャプチャー画像にパソコンツールのものを使用しています。

外観は違いますが、モバイル版でも使い方自体は共通となっています。
 

即時


現在のレートで即座に約定(売買成立)がなされる注文方法です。

トレードスタイルにもよりますが、一般的には一番使用頻度の高い注文方法となります。


注文タイプから ”即時” を選びます。

ロット数を決めて上がると思えば ”買 Ask” 、下がると思えば ”売 Bid” をクリックします。

利確や損切りを確定したい場合には、下に並ぶ決済ボタンをクリックします。

面倒な設定がいらず直感的にトレードができる反面、リアルタイムでチャートを見続ける必要があります。


指値・逆指値


指値(逆指値)注文とは、レートを予め設定しておき、その値になったときに自動で注文が行われる方法です。


上画像のケースでは 、現在のレートが155.800まで下がると買い注文が入ります。

逆に155.800まで上がったら買い注文を入れたい場合には、逆指値を選択します。


指値注文で買いを行う場合、現在レートよりも高いレートは設定できません。

反対に、逆指値での買いは低いレートの注文は出来ません。

具体的に使う場面としては、上昇トレンド中に押し目買いを狙う場合や、レジスタンスラインの突破を狙うブレーク手法などがあげられます。


IFD


IFD注文とは、イフダン(if Done)の略で、新規注文時に決済注文(損切りor利確)も同時に行う注文方法です。


上のケースでは、現在レートが156.00まで上がったら1ロットの買い注文が入り、その後156.10まで上昇したら自動で決済されます。


約定から決済まで自動化できるので、チャートを常時監視できない場合に有効な注文方法です。


OCO


OCO注文は、ワン・キャンセル・ジ・アザー(One Cancel the Other)の略で、2つのレートを予約しておき片方の注文が約定したら、もう一方の注文は自動でキャンセルとなる注文方法です。


入力する注文レートが二つあり、上の例ではそれぞれに逆指値が設定されています。

OCO1には現在レートより上に、OCO2には現在レートより下にと、相反する注文が予約されています。


OCOでは買い注文が成立した時点で売り注文はキャンセルされます。(売り注文が成立した場合は買い注文がキャンセルとなります)

上のケースでは、両方に逆指値注文が設定されています。

現在のレートが上下どちらに動くか分からないので、動いた方向の利益を狙うという方法になります。


IFO


IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法となり、三つのレートを設定する必要があります。


一次注文として、まずは狙いのレートを設定します。

次に二次注文として、約定後の決済レート(利確・損切り)を決めます。


上のケースでは現在レートが上がったら約定し、そこから更に5pips上昇したら利確、逆に5pips下降したら損切りの設定がなされています。

新規注文、利確、損切りの3つを同時に設定できるため、より自動化色の強い注文方法と言えます。



注文設定


注文時に使用する ”注文パネル” には、大事な設定項目がいくつかあるので、しっかりと把握をしておきたいです。


歯車アイコンをクリックすると設定画面が開きます。


利食い

これを設定しておく事で、目標の利益が出た時点での決済を行う事ができます。

例えば、この”利食い”を10pipsに設定し140.00円でロング(買)した場合、140.10円に到達すれば自動で決済されます。
 
この注文法は、あらかじめ目標利益幅を設定しておき、手堅く利確をするスタイルと言えるでしょう。

一時的に出ていた利益が、放置したが為に無くなってしまうという事を防ぐ事ができます。

チャートを見続ける事ができ、ご自身で決済タイミングを決める事ができるのならば不要な機能です。


損切り

損切りを設定しておくと、新規注文と同時に逆指値注文が行われます。(注文後キャンセルや変更も可能です)

”利食い” とは反対方向、つまり損失側の決済設定になります。

仮に買い注文をした後で、レートが下がってしまった場合に(注文の方向と逆行した場合)損失をどこまで許容するのか?

これが損切設定となります。

この値が多いほど持ち堪える幅は広くなりますが、戻らなかった場合の損失額は大きくなります。

例えば140.0円でロング(買)して損切り設定が10pipsならば、139.9円まで下がった時点で自動的に決済(撤退)される事になります。(1ロット1万通貨の場合-1000円)

*損切り設定をしてない場合、撤退のタイミングはその都度自分で決めます。

急な値動きが起きた場合の保険的な意味合いもあるので、忘れずに設定しておく事をおすすめします。

損切りを設定せずに買いポジションを保持し、為替介入で大きく下げられた場合などは大きな損益が出てしまいます。

慌てて手動決済をしても注文が通るまでにはタイムラグも発生するので、損益も拡大してしまう事でしょう。

為替介入などの機会は少ないですが、一度のミスで資金の大半を失ってしまう危険性があります。(DMMでは証拠金維持率が50%以下まで減った時点で強制決済されます)

リスク管理という意味でも、あらかじめ逆指値を設定しておき、最小の損失で済ませた方が得策と言えるでしょう。

損切ポイントとしては、値動きが逆行しエントリーの根拠(ダウ理論など)が崩れた時点でのポジション決済がセオリーとされています。


スリッページ


PC・スマホ共にネットワークを介して注文をする事になりますが、クリックしてから実際にFX会社のサーバーに注文が通るまでにはタイムラグが発生します。

具体例としては140.00円で買い注文したはずが、その間に値動きしてしまい実際は140.10円で約定されたと言ったケースになります。

通常時は気になるほどのズレは出ないのですが、急激な値動きが発生した場合にはこのズレも大きくなります。

スリッページを設定しておけば、注文レートと約定レートの間に設定値以上の乖離があった場合、その注文は行われないので意図しない不利益な約定を防ぐ事ができます。

特にスキャルピング手法では有効で、スリップしての高値(安値)掴みを防止してくれます。

しかし、逆に指標発表などレートが大きく動いた所で、アグレッシブに攻めたい場合には足枷となってしまいます。

どの程度のスリップを許容するのか?

この辺りはトレード経験を積んで、ご自身のスタイルに合わせて設定したい項目です。


FIFO


FIFO注文は、ファースト・イン、ファースト・アウトの事で、先入れ先出しを意味します。

FIFOが ”ON” の状態で追加注文した場合、すでに持っているポジションが相殺される事になります。

買いポジションを2ロット持っている状態で1ロット売った場合、買いポジションが1ロット決済されます。(注文の古い順に決済されます)

FIFOが ”OFF” の状態で追加注文した場合には決済されず、新たに別ポジションを持つ事になります。

買いポジション2ロット・売りポジション1ロットと変則的な両建てとなります。

通常、買いポジションから売りに変更(ドテン)したい場合、買いポジションを一度決済した上で新たに売り注文をいれる事になります。

しかしFIFOを使えばこの作業を一回で行う事もできるので、少しでも時間的なロスを減らしたい場合には有効な注文方法です。


トレードスタイルの構築


野球打者の場合、ミート率の重視度によりホームランバッターとアベレージヒッターに分かれるかと思います。

FXではポジションを保有する時間によって、スキャルピング・デイトレード・スイングというスタイルに別れています。

スキャルピングトレードは数分間、時には数秒という短い間隔で売買をする手法となります。

小さな利益を積み重ねて行くのですが、上下に翻弄され易いので独特のスキルを必要とする手法と言えるでしょう。

反対にスイングトレードは数週間程度の保有を前提とし、細かい値動きに踊らされる事無く大きな利益幅を狙う手法です。

上記は時間的に分類されているのですが、時間にとらわれずに、”ここまで上がったら利確” ”ここまで下がったら損切り” と値幅で決済位置を決める手法もあります。

どのトレードも一長一短あるのですが、いずれにしても自分なりの明確な根拠を必要とします。

なんとなく上がりそうだから、という曖昧なトレードはギャンブルと何ら変わりありません。

テクニカル分析やファンダメンタルズを勉強し、更にご自身の性格・経済状況を加味してトレードスタイルを構築して行くというのが主軸となります。

けして焦らずに、知識を積み重ねて行きながらコツコツ取り組んで行きましょう。

トレード手法について


FXは値動きの方向を予測して利益を狙っていくのですが…

いったい何をもって、どの様な手法で目標のレートを決めるのか?

自分なりのコアとなる考えが必要になります。

基本的には需要と供給で決まる為替レートなので、通貨の需要が高まれば価値が上がりレートが上昇します。

需要には旅行や貿易で必要となる実需の他に、金利差や変動利益を得るための投資も含まれます。

実需に関しては予測困難なのですが、投資に関しては多くのトレーダーがファンダメンタルズやテクニカル分析を利用して為替取引をしています。

・ファンダメンタルズ(経済動向など)
・テクニカル分析(統計的指標など)

この二点については下記に解説していますのでご覧下さい。

いずれにせよ専門的な知識が必要となります。

自分のフォームがしっかりと確立できるまでは投資額を抑え、控え目なトレードを心掛けた方が良いでしょう。

 

ファンダメンタルズ


ファンダメンタルを日本語で言うと ”根本的な”や”本質的な”という意味になります。
 
そして、為替におけるファンダメンタルズ分析とは、経済成長率や雇用統計・インフレ率などを踏まえて、為替の方向を予想するという事になります。
 
通貨関連国の経済指標や金融政策・選挙の結果など、為替レートに影響を与える要素は多岐に渡ります。

要人発言などで短期的な動きをする場面もあるのですが、一般的には中長期間のトレード分析に用いられているのがファンダメンタルズとなります。

簡単にまとめると、最新の経済動向に注目し相場への影響を見極めて、ある程度長期的なトレードの方向性を決めていく手法となります。

しかし、遠い先のレートを予想する事は非常に困難で、至難の業と言えるでしょう。

実際に長期ポジションを保有するとなれば、目先の動きに惑わされないブレないメンタルも必要とします。

それだけに明確な根拠が必要となり、方向性を見誤った場合には大きな損失も出易いと言えるでしょう。

したがってビギナーとしては、ファンダメンタルズによって中長期的な方向性を見出すという考え方が良いと思います。

例えば ”トランプ政権の間はドルが強いのでは?” と判断が出来るのならば、長期的には円安基調として考えて、ドル買いを中心にトレードを進めると言った具合です。

実際の経済情勢はそこまで単純なものではありませんが、トレードをする上で長期的な目線を持つ事は重要だと考えます。


テクニカル分析


テクニカル分析は、過去の値動きからパターンや傾向を見出し、将来の方向性を予測する手法です。

FXチャートには様々な分析ツールが準備されていますので、これらを駆使して利益を追及して行く事になります。

まずはツールの使い方を理解し、チャートと照らし合わせてその有用性を確認していきます。

ツールの種数は多く有り、とても奥の深い世界なので、この場で説明出来るものではありません。

以下に代表的なテクニカル分析ツールを上げてみましたが、これらはFXトレードを行うならば最低限知っておかなければならない必須と言えるものばかりです。

・ローソク足
・ダウ理論
・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・MACD(マックディー)
・マルチタイムフレーム分析

しかし、これらは決して一つだけで機能するものではありません。

複数のツールを組み合わせて検証し、勝率の高いエントリー条件を見出していく事になります。(これらを元に利確目標や損切り額なども決定します)

はじめは雲をつかむような事に感じるかと思いますが、コツコツと知識を積み上げて行けば道が開けてくる場面は必ずやって来ます。

勝ち負けを繰り返しながら手法をブラッシュアップしていき、コツコツと勝率アップに勤しむという事がテクニカル分析のコアとなります。

トレードツール


トレードをするには、レートの推移を確認する ”為替チャート” と発注するための ”注文パネル” が必要となります。

為替チャートで値動きを見ながら、注文パネルで ”買い” か ”売り” を選択する流れです。

DMM FXでは2つの取引ツールが用意されています。

・FX PLUS
・FX STANDARD

”FX PLUS” は多彩な分析ツールが使える上級者仕様で、”FX STANDARD” はツールを絞った取引重視型となります。

チャートと注文パネルがそれぞれに用意されており、同時表示はできないようになっています。

DMM FXでトレードするならば、使い勝手の良い ”FX PLUS”を強くおススメします。

私がDMM FXを推す、一番のお気に入りポイントもこのチャートにあります。

従ってここからは ”FX PLUS” に絞り、使い方の解説をしていきます。

DMM FX PLUS



アカウントにログインをすると取引ツールの選択画面になるので、”DMM FX PLUS” を選択します。


これで ”DMM FX PLUS” が起動しました。

初期状態ではまだチャートが表示されていないので、ここから自分の好きなツールを追加していきます。


レイアウトの作成


”FX STANDARD” の場合レイアウトは固定なのですが、”FX PLUS” では自分好みのレイアウトを構築する事ができます。


上部にあるメニューバーの ”レイアウト” をクリックすると、ドロップダウンメニューが開きます。

初期レイアウトとしていくつか準備されているので、”初期レイアウト1”を選びこれを編集していきます。(右に表示される解像度が高くなると一度に表示できるチャートの数は減ります。)

サンプルとして、マルチタイムフレーム分析用のレイアウトを作成していきます。

上部の ”メニュー” から下記のパーツを選び並べていきます。


① プライスパネル 
このパネルから注文をします。

② 注文・変更取り消し
注文後、逆指値などの変更・取り消しを行います。

③ 約定履歴
トレード履歴を確認する事ができます。

*現在保有しているポジションを確認するには ”ポジションサマリ”・”ポジション照会” などがあります。

④〜⑧ チャート
それぞれ1分・5分・15分・1時間・4時間の4種類を表示させてみました。(チャート画面は最大6枚まで表示可能です)

これで基本的なレイアウトを作成する事ができました。

*この状態で別のレイアウトを選択すると、作成したものが消えてしまうので、後述する ”レイアウトの保存” を忘れずに行って下さい。

テクニカル指標の追加


上記で作成したレイアウトにテクニカル指標を追加していきます。


チャート領域の中で右クリックをするとメニューが現れるので、その中から ”テクニカル指標追加・編集” を選択します。


左側の ”テクニカル指標一覧” から必要なものを選び追加ボタンを押します。

全て選び終わったら最後に ”設定” ボタンを押します。


今回はサンプルとして、ボリンジャーバンド・MACDの2つを追加しました。

この指標は、右クリックメニューから ”テクニカル指標テンプレート” を選択し保存しておけば、他のチャートにも簡単にコピーする事が可能です。

レイアウトの保存


レイアウトを編集したに際は、その都度保存をしていきます。


メニューバーの ”レイアウト” から保存を選びます。


ダイアログが出るので保存名を入力して、設定ボタンを押せば完了です。

これでいつでも呼び出せるようになりました。(保存したものは ”初期レイアウト4” の下に表示されます)

すでに保存済みのレイアウトに上書きをする際には、右側の▼ボタンをクリックしてレイアウトを選択します。

注意点としては、使用ブラウザのCookieを削除してしまうと、保存したレイアウトなどの設定情報も消えてしまうので気をつけて下さい。


注文ライン


”FX PLUS” 最大の特徴である ”注文ライン” についての解説です。

基本的にチャートと注文パネルは別物で、チャートではレートの推移を確認、注文パネルはポジションの発注と役割が分担されています。

DMM製ではこの両者がリンクしており、チャートに注文ラインと損切ライン(設定がされていれば)が表示される親切設計となっています。

しかも損切ラインをマウスでドラッグし、簡単に変更できるという優れものです。(損切の基本設定の値は最小で5pipsなのですが、逆指値ラインをスライドする事でワンタッチで変更できます)

*他社の多くは、保持中ポジションの損切値を変更したい場合には、キーボードで新たな数値を入力しなければなりません。


チャート上を右クリックすれば、新規の指値・逆差値注文も簡単に入れる事ができるので、使い勝手の良さは明白です。

この手軽さを一度知ってしまうと、他社製のチャートが使いずらく思えてしまい、ストレスにさえ感じくる事でしょう。



分析ツール


DMM FXでは、取引通信簿という分析ツールが用意されており、取引結果をグラフ化して確認する事ができます。


日付を限定して成績を絞り込んだり、 通貨ペアごとの勝率を簡単に確認できるのでトレードの分析には打ってつけです。
 
勝率の高い手法を構築していく上で、個人的には過去のトレードを見直す事が一番重要と考えています。
 
闇雲に手法を追い求めるのではなく、冷静にトレードを振り返り同じ失敗を繰り返さない事が勝率を上げる早道なのではないでしょうか?。

有用な手法が見つからない場合は、無理にトレードせずに見送る我慢も大切です。


FXトレードの注意点


ここではDMMに限らずビギナーには知っておいて欲しい、FX全般での注意点をあげています。

大事な資金を使ってトレードする訳ですから、極力無駄な損失は減らしたい所です。

FXトレードの世界でも色々な習慣が存在するので、知っておいて損はないでしょう。

知らずにトレードしてしまうほど怖いものはなく、些細なミスでも損益に直結してしまいますので。


スプレッド


FX会社への手数料にあたるスプレッド、原則的には固定なのですが時間帯や状況によって大きく変動する事があります。

下記の画像では米ドル/円で 0.2pips となっていますが、ここの値がケースにより上昇します。


この変動幅は各社様々なのですが、FX会社によっては軽く10pips以上変わってしまいます。

仮に損切り設定を10pipsに設定していた場合、エントリーした途端に逆指値に差さり瞬間的に切られてしまいます。

チャートの方向性うんぬん以前に、損益だけが計上されてしまうという残念な結果となり、あとには後悔しか残らないでしょう。

このような事態にならないよう、スプレッドの変動には細心の注意が必要です。

以下はスプレッドの変動が起こりやすい場面なので、トレードする際には常に頭に入れておきましょう。


経済指標発表

公共機関や中央銀行が発表する実績や金利となります。

雇用統計や消費者物価指数などは経済政策を左右する重要なものなので、発表時には為替レートが大きく変動します。

発表時間の1分前位からスプレッドが広がり始まるので、短期ポジションであれば事前に決済しておいた方が良いでしょう。

急激な変動により利益を失ってしまわないように、スケジュールはしっかりと把握しておきたいです。

以下に代表的な経済指標カレンダーを抜粋しましたのでご確認下さい。
*失業率
*消費者物価指数(CPI)
*雇用動態調査(JOLTS)求人件数
*前週分新規失業保険申請件数

経済指標カレンダーはこちらから


レートの急変動

市場介入(日本銀行が外貨・円を売買)は稀なのですが、要人発言(財務大臣・中央銀行総裁などの為替に影響する発言)などは比較的に発生し易く、突発的に急激な乱高下が発生する場合があります。

その場合にもスプレッドが広がる傾向にあるので、注意すると共に冷静な対応を必要とします。

レートが大きく動くので、上手く立ち回る事ができれば高収益も可能なのですが、その分リスクも高くビギナーにとっては静観するのが無難でしょう。


閑散時間

トレード人口が少ない時間帯でもスプレッドが上昇してしまいます。

特に早朝は大きく開いてしまう時間帯なので、注文ボタンを押す前にスプレッドを確認する癖を付けましょう。

* 夏時間・冬時間で違いがありますが、5時〜8時頃の時間帯には注意をして下さい。


東京仲値

仲値とは、外貨の売買に使用する取引レートなのですが、その日の仲値が9時55分頃に発表となり、この時間の前後はスプレッドが上昇する傾向にあります。

基本的に東京外国為替市場が開場となる平日は仲値決めが行われるので、機会があれば一度スプレッドをチェックしてみると良いでしょう。

ボラティリティー


ボラティリティーとは、レートの変動性(振れ幅)の事なのですが、一般的に値動きが小さい時にはトレードを控えた方が良いと言われます。

季節柄や時間帯など値動きが乏しい場面は多く見られますので、ボラティリティーの把握は重要となります。


上図の場合、右側の状態ではレートの変動が少なく、ロング(買)・ショート(売)どちらのポジションを選んでも旨味があるとは言えません。

値動きが少ないと必然的に取れる利益も少なくなり、リスクばかりが高くなってしまいます。

それに対してレートが動いている左側の場合、上手く立ち回る事ができればロング・ショート共に10pips(0.1円)以上の利益が見込めます。

基本的に為替は24時間動き続けるのですが、勝率を考えると何時でもトレードして良い訳ではなく、利益の取れる時間帯を見極める事が大切です。

注意点としては、ボラティリティーを正確に把握する為にはチャート表示を一定に保つ必要があります。


上の画像は同時刻のチャートなのですが、右の画像は一見すると上下動が大きくボラティリティーが高いように見えます。

しかし、画像内の矢印は両方とも同じ0.1円の幅となります。(右側の画像は縦軸を大きく伸ばしてあります)

このように縦軸を変化させる事で値幅はいくらでも伸びてしまい、値動きの印象が変わってしまいます。

トレード時にはボラティリティーが正確に把握出来る様に、チャートの縦軸(赤丸部分の値幅)は常に一定で表示させる事をオススメします。



Bid/Ask レート切り替え


為替チャートにはBid(売り)Ask(買い)の切り替えボタンがあります。

米ドル/円(0.2銭)のようにスプレッドが狭い場合や、デイトレードの様にある程度長い時間ポジションを保有する場合には気にする必要はないでしょう。

しかし、短時間の保有 + スプレッドが広い場合にはトレードに合わせて切り替えた方が良いでしょう。

仮に買いポジション(Ask)を持った場合、決済時には売り注文(Bid)を出す事になるので、チャートをBidに切り替えて決済位置を決めます。

切り替えずにAskのチャートを見て決済する場合、スプレッド分のズレが発生する事になります。(スプレッド分を頭で計算出来ていれば良いですが)


上記は同時刻のポンド/円(スプレッド0.9銭)のチャートで、BidとAskを切り替えた画像です。

スプレッド分の0.09円開きがある為、Askではラウンドナンバー181.700を超えていますがBid側ではまだ超えていません。

ラウンドナンバーを目安に損切りなどを行う場面でも注意したいポイントです。

切り替えが面倒な場合は、同じ通貨ペアのBidとAskの両方を表示させておくのも良いでしょう。


不測の事態


パソコンや携帯電話など電子機器を使ってトレードする以上、停電や機器の故障など不慮の事態には常に備えておくべきです。

不具合により決済できずに、損失を被ってしまうケースは十分考えられます。

パソコンには・ルーター・LANケーブル・マウスなど様々な機器が使われていますので、それだけ不具合が発生する確率も高くなってしまいます。

パソコンをメインとしてトレードをする場合でも、いざと言う時のバックアップとして、スマホアプリをいつでも起動できるようにしておいた方が良いでしょう。

スマートフォンならば、WIFIなどに頼らず単体での接続が可能となります。

盲点としてはアプリのバージョンが古いと、更新するまで立ち上げられないケースがあります。

緊急時に即座に対応出来る様、アプリは常に最新バージョンにしておくべきです。


使用するパソコンについて


取引チャートは現在のレートをリアルタイムで更新し続けるので、使用機器(パソコンやスマホ)の性能に左右される部分があります。

スペックが低すぎると動作が重くなってしまい、遅延の原因となり思ったレートでの決済が難しくなってしまいます。

特にスキャルピング的な短時間で決済する場合は影響が大きくなります。

しかし高スペックのパソコンを準備するとなれば、問題になるのが費用面です。

商品サイクルの早いパソコンの世界なので上を見ればキリがなく、ハイエンドなゲーミングPCなどは自動車が買えそうな価格帯のものまであります。
 
ですが必ずしも新品で購入する必要はありません。

例えばAmazonでは十分なスペックの中古PCが整備済み品として、5万円以下の価格で販売されていますので、これらを利用する事も選択枠としてお考え下さい。
 
ゲームや動画編集などの用途がある方ならば話は別ですが、トレードだけに使用するならば数十万円も出す必要はなく、 そのお金をFXの軍資金として使用した方が賢い選択と言えるでしょう。

実際に私は中古で¥30000で購入したディスクトップPC(本体のみ、メモリー容量16GB、ストレージSSD512GB)をトレードに使用しているのですが、ストレスなく活用できています。

パソコンの性能・価格は以下のスペックによって変わってきますので、新品と中古品の価格を比べて見ると良いでしょう。

・CPU(Intel Core i7 、Ryzen 7など)
・メモリー容量(16GB、32GBなど)
・ストレージの種類/容量(SSD、HDD/256GB、512GBなど)


デモトレード


投資ビギナーの方ならば、いきなり現金を投入する事に抵抗を持つ方も多いはずです。

DMMでは本取引前のトレーニング用として、デモ口座が用意されています。

仮想資金として500万円が与えられ、デモンストレーションとしてトレードを行う事ができます。

内容は本取引と全く同じなので、まずは体験して見ると良いでしょう。(メールアドレスがあれば簡単に登録が出来きます)

注意点としては利用期間が3ヶ月と決められており、その後はログインする事ができなくなります。

引き続き使いたい場合には、再申し込みする事になりますが、以前のデータは引き継がれません。


デモ口座のデメリットなのですが、実際のお金を使っていないので当然プレッシャーは一切ありません。

仮想資金がいくら減ったとしてもダメージはないので、資金が増減する実際のトレードとはメンタル面が全く違う事になります。

したがってデモ口座でいくら数をこなしても、投資に大切なメンタルを鍛える事はできません。


チャート・注文パネルの操作方法を理解し、トレードスタイルが決まったならば、少額でも良いので本口座での取引に移行する事をオススメします。

たとえ少額でもお金がかかれば真剣に向き合うものです。

どうすれば利益が取れるのか?

本気で考えなければ、スキルも中々上がらないと思います。



まとめ


ここまでDMM FX の内容をもとに、FXの基礎を解説させて頂きました。

どの世界でもそうですが、ビギナーが覚えなければならない事は山ほどあります。

少しでもその負担を減らす為に、使い勝手の良いチャートを使用して、トレードに慣れる事に専念すべきでしょう。

経験を積んでご自身のルールがしっかりと構築できれば、他のFX会社を使っても負担にならないかと思います。

晴れて自分の手法が確立できた際には、計り知れない喜びとリターンが待っている事でしょう。




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